SPECIAL EDITION / STUDENT HEALTH INSURANCE COMMITTEE
ありがとう、
レオ。
GRACIAS, LEO.
ひとりの10番が、世界中の誰かに「ボールを蹴ってみたい」と思わせた。 代表最後の日に、SHICは記録ではなく、そのきっかけを残したい。
BEFORE THE NUMBER 10
小さな身体は、
可能性の小ささじゃなかった。小さな身体は、可能性の小ささじゃなかった。
世界が知る「メッシ」になる前、彼は身体の成長に関わる医療上の困難を抱えた少年だった。
FCバルセロナは、12歳ごろのメッシについて、身体の小ささとは対照的に、 相手を抜き続けるドリブル能力が際立っていたと振り返っている。 13歳で故郷ロサリオを離れ、海を渡ってバルセロナへ。 身体的な条件だけを見れば、未来を狭く想像されてもおかしくなかった。 けれどクラブが見たのは、身長ではなく、その中にある能力だった。
SHIC / POSSIBILITY「今できないこと」と、
「これからできること」は同じじゃない。健康上の課題や身体的な違いが、その人の可能性そのものを決めるわけではない。 必要な医療や支援、理解できる環境、そして本人の挑戦が重なれば、 可能性は「ある・ない」の二択ではなく、育てていけるものになる。
UNICEFも、メッシが子どもの健康支援に関わり続ける背景の一つとして、 自身が幼少期に経験した医療上の困難を挙げている。 だから彼の物語を、単純な「努力すれば何でもできる」という話にはしたくない。 必要な支援につながれることもまた、人が挑戦を続けるための大切な条件だからだ。
SHIC / WHY WE MADE THIS
健康は、
病気じゃない日だけを
指す言葉じゃない。健康は、病気じゃない日だけを指す言葉じゃない。
身体を動かすこと。仲間と笑うこと。悔しさを抱えて、また次の日に挑むこと。 WHOは、定期的な身体活動が身体面だけでなく、メンタルヘルスや生活の質、 ウェルビーイングにも役立つとしている。
FIFAは、デ・パウルやラウタロら新しいアルゼンチン代表の世代を、 メッシを見て育ち、彼に刺激を受けてサッカーを始めた世代として振り返っている。 スーパースターの一番大きな力は、誰かの最初の一歩を生むことなのかもしれない。
私たちは「運動しなければ」と追い立てたいわけではありません。 観戦でも、散歩でも、友だちとボールを蹴る10分でもいい。 自分なりの入口から、心と身体を動かすきっかけを。
THREE ERAS / ONE LEO
ユニフォームが変わっても、
プレーの中心にはいつも10番がいた。ユニフォームが変わっても、プレーの中心にはいつも10番がいた。
01 / INTER MIAMI, 2025
02 / ARGENTINA, 2018
03 / BARCELONA, 2012ARGENTINA / 2005 → 2026
一直線じゃなかったから、
最後がこんなにも眩しい。一直線じゃなかったから、最後がこんなにも眩しい。
18歳、アルゼンチン代表へ。
最初のA代表戦は、ほんの短い出場時間で退場。それでも物語はそこで終わらなかった。
敗北と、一度の別れ。
決勝で届かない時間が続き、一度は代表を離れた。それでも戻り、もう一度10番を背負った。
やっと届いた、大陸王者。
コパ・アメリカ制覇。長く続いた代表での苦しさが、仲間と喜びに変わった。
世界一。
カタールでFIFAワールドカップ優勝。アルゼンチンの主将として、最大の夢をつかんだ。
もう一度、コパ・アメリカ。
連覇を達成。若い世代とともに、代表チームの新しい時代をつないだ。
最後まで、10番だった。
ベナンとの最後の代表戦で1得点2アシスト。208試合、126得点でアルゼンチン代表を離れた。
FROM WATCHING TO MOVING
今日、10分だけ。
自分のために動いてみる。今日、10分だけ。自分のために動いてみる。
サッカーじゃなくてもいい。キャンパスを歩く、階段を使う、友だちと身体を動かす。 「見て終わり」から半歩だけ外へ。SHICがこのページで残したいのは、そんな小さな変化です。

BEYOND FOOTBALL
子どもの健康を、
ずっと支えてきた人でもある。子どもの健康を、ずっと支えてきた人でもある。
メッシは2010年からUNICEF親善大使を務めている。 自身が子どもの頃に医療上の困難を経験したことも背景に、 子どもの健康や医療支援に関わる活動を続けてきた。
UNICEFの紹介を読むBUENOS AIRES / 06 OCT 2026
最後の代表戦も、
彼らしく終わった。最後の代表戦も、彼らしく終わった。
1得点、2アシスト。スタンドには8万5千人を超える観客。 21年の代表キャリアは、歓声と涙の中で閉じた。
SOURCES / CREDITS
出典と写真クレジット
事実情報は報道機関・FIFA・UNICEF・WHOの公開情報を参照。 写真は再利用条件が明示されたWikimedia Commons掲載素材を使用しています。

